シナモンの7つの美容効果と1つの罠

シナモンの7つの美容効果と1つの罠

マジカルクリームメソッド主宰
木戸 孝です。

 

あなたは
美容と健康のために『シナモンパウダー』を
摂ってますか?

 

「あ〜、最近TVでやってたアレ?」

 

って思ったあなたや
数年前のTV番組を思い出したあなたは、

『摂取許容量』や『シナモンの副作用』を
ご存知ですか?

 

シナモンには
次のような効果があることが分かってるからか、
某TV番組では
毎日『シナモンパウダー』を摂取することを
紹介していました。

・アンチエイジング
・コレステロール値改善
・血糖値コントロール
・リンパの巡り改善
・毛細血管の保護・修復
・冷え・むくみ改善
・白髪・薄毛予防
・シミ・シワ・たるみ改善
・リラクゼーション
・ダイエット

などなど・・・

 

厳密に言うとダブってる項目があるんですが、
いずれにしても
神スパイスかってくらいの効能ですよね。

そして
3週間『シナモンパウダー』を摂取し続けた結果、
ふくらはぎ周りがマイナス3.6cm減ったと
報告もしています。

ですが、
『良い効果』が独り歩きしてしまっていて
『副作用』などの嬉しくない情報は
あまり知られていないようなんです。

 

シナモンを過剰摂取することで
『肝臓障害』を引き起こすことが、
ドイツ連邦リスクアセスメント研究所の研究で
分かっています。

そして
感受性の高い人の場合は、
1日の限界摂取量以下であっても
肝臓障害が起こる確率が高いんだそうですよ。

 

 

シナモンパウダーの1日の許容摂取量は
多くの場合『小匙1/2』と言われますが、
この情報は鵜呑みにしちゃいけません。

なぜならこの摂取量は、
多くのシナモンパウダーの
『1日の許容摂取量』を
超える可能性がある
からです。

男性に比べて女性は
全般的に感受性が高い人が多いですし、
美容やダイエットについての欲求も
男性よりも格段に上ですよね。

それに
「シナモンにはダイエット効果あり」
なーんて言われると、
「ちょっと多めに摂ってみたりして・・・」
なんて誘惑も起こりがちですので、
結構キケンかもしれないんですよ。

 

この記事では、
シナモンの嬉しい効果だけじゃなくて、
シナモンパウダーの種類による
1日の許容摂取量の違いなど、
シナモンの嬉しい効果をより安全に使うための
方法をお伝えします。

TVの放送では
ネガティブな内容を省く傾向にありますし、
『シナモンパウダー』がメインテーマの
番組じゃなかった為、
『副作用』などについては端折られていたので
そのことを知った上で
安全にシナモンを活用してほしいのです。

 

数年前にも
シナモンの効能を紹介するTV番組が放映され、
その後しばらくは
スーパーからシナモンパウダーの在庫が
消えてましたが、
その状況は結構キケンです。

そして寒い時期は
運動不足や冷えでリンパの巡りが悪くなり、
むくみやポッコリお腹が育つ傾向にあるので、
TVの影響でシナモン情報が溢れる今こそ
この情報をお伝えしたいんです。

シナモンの持つ7つの美容効果

シナモンの美容効果がとても高いことは
最初にお伝えしましたね。

美容と健康に嬉しい効果は、
主にこんな効能が原因によるものなんです。

・抗酸化作用
・ダイエット効果
・リンパの巡り改善
・コレステロール値改善
・血糖値コントロール
・毛細血管の保護・修復
・温経効果

 

では
それぞれの効能について説明しますね。

抗酸化作用

ご存知のとおり
酸化は細胞の老化を引き起こします。

ですから
美肌を保つ、美肌を作るためには
抗酸化作用のあるものを摂取するのが吉です。

 

シナモンの抗酸化作用は、
野菜の中で特に抗酸化作用が強いと言われる
『ほうれん草』のなんと100倍!!

そして
シナモンの中でも
『セイロンシナモン』は、
『オノゲノール』という
抗酸化作用が特に強いポリフェノール
たっぷりと含んでいるんですよ♪

ダイエット効果

シナモンには
脂肪の燃焼を促す物質が含まれています♪

これは
『シンナムアルデヒド』と呼ばれるもので、
脂肪細胞を燃やして熱に変えることが
分かったんです。

この研究は
ミシガン大学によるもので、
2017年にその結果が発表されました。

以前シナモンがブームになった時のTV番組は、
この報道を受けて制作されたんでしょうね。

リンパの巡り改善

リンパが詰まったり切れたりすると、
老廃物の処理が上手くいかなくなって
肌荒れを起こしやすくなったり
ターンオーバーが乱れたりします。

しかも
リンパの詰まりは内臓脂肪を増やすので、
ポッコリお腹の原因になるって訳。

 

リンパ管は
実は体内のいろんな所でブチ切れていて、
リンパ液が流れ出していたりしているんです。

ですが
シナモンに含まれる成分がリンパ管を補修して
リンパの巡りを改善してくれるので、
身体に溜まってる老廃物を効果的に流して
美容効果を発揮してくれるって訳です。

シナモンは
脂肪酸を燃やすのとリンパ補修のダブル効果で
ダイエットに効くんですよ。

コレステロール値改善

悪玉コレステロール値が高いと、
心筋梗塞などの病気だけじゃなくって
『黄色腫』と言われる黄色い隆起が
上まぶたのあたりに出来やすくなります

目は人の第一印象にとって
とても大事なパーツですので、
そこに小さな隆起があると目立ちやすいので
避けたいものですよね。

 

ですが
シナモンに含まれる『アラキドン酸』が
悪玉コレステロール値を下げるので、
そんな『黄色腫』を予防してくれることも
期待できるんです。

血糖値コントロール

高血糖な状態が長く続くと
糖尿病になりやすくなるだけじゃなくって、
『肌の糖化』という減少が起きて
肌のたるみ、シワ、くすみの原因になり、
髪の毛のコシやツヤが無くなります

ですが
シナモンには『血糖値コントロール機能』が
あることが分かっているので、
慢性病の予防と美肌にも役立つんですよ♪

毛細血管の保護・修復

体内の血管の90%以上は毛細血管なんですが、
この毛細血管の働きが弱くなると
肌のコラーゲンを作る力も弱くなります

コラーゲンを作る力が弱くなれば、
肌の弾力も弱くなるので
シワが出来やすくなっちゃいますね・・・

 

さらに
毛細血管が弱っているとターンオーバーが
乱れがちになるため、
紫外線を受けて出来てしまったメラニンが
排出されずにシミになりやすくなるんですよ。

でも
シナモンには血管の修復作用もあるので、
コラーゲン大増産になるかも?

温経(うんけい)効果

『温経』って普通に聞き慣れない言葉ですが、
『温経』とは体中のツボを結んでいる
『経絡(けいらく)』というものを
温めることを
言うんです。

体の冷えは
新陳代謝のリズムが崩れてしまうので、
肌のくすみやニキビ、シミの原因になります。

『経絡』について話しだしちゃうと
すごく長くなるので端折りますが、
東洋医学ではめっちゃ重要なものですし、
これを整えることで体の不調を根本原因から
改善できると言われているんですよ。

シナモンは
この『経絡』を温めることが出来るので、
全身を末端まで温める効果が期待できるんです。

シナモンパウダーの1日の許容摂取量は?

この
良いこと満載なシナモンですが、
最初にお話したとおり、
許容量を超えて摂取を続けると
『肝臓障害』を引き起こすことがあります。

そして悪いことに、
感受性が高い人は一般的に言われている
許容摂取量より少ない量であっても、
障害が出やすいというデータがあるんです。

 

ではまず
TVで紹介された1日の摂取量はというと、
『小匙1/2』

シナモンパウダーの重さはというと
小匙1/2は約1gほどなんですが、
ココがけっこうキケンなところ・・・

では次に
シナモンの種類別に
1日の許容摂取量を見てみましょうかね。

 

シナモンにはざっくり言うと2種類ありますが、
1日の許容摂取量で分けると次の3種類です。

・セイロンシナモン
・カシア(中東や北アフリカ)
・ベトナムカシア(東アジアなど)

ベトナムカシア

この中で
一番1日の許容摂取量が少ないのが
『ベトナムカシア』で、
その量は『0.92g』です。

そう
TVなどで言われている『小匙1/2』って、
ベトナムカシアの許容摂取量を
超えちゃってるんですよね。

 

そして
感受性が高い人の場合には
この許容摂取量以下でも障害が出るかも・・・
ってことであれば、
この量を鵜呑みにするのはいかがなものかと。

しかも
『ダイエット効果あり』と言われると、
「ちょっと多めに摂ってもいいよね♪」
なんて気分になりやすいと思いませんか?

もっと悪いことに
ネットでは1日の許容量を『小匙1杯まで』って
情報も流れている訳で、
『ベトナムカシア』で換算すると
許容量の2倍を摂ることになっちゃいます。

カシア

『ベトナムカシア』以外の『カシア』は
許容摂取量が『1.53g』なので、
『小匙1/2』という情報は
この『カシア』が一定量配合されてる場合を
想定して決定してるような気がします。

 

スーパーなどで売ってる、
カレー粉が有名なメーカーの
『よく見る丸い蓋のシナモンパウダー』は
『カシア』ですが、産地は不明です。

その時に安定して入荷出来るものを使うので、
『カシア』は『ベトナムカシアだけ』
なんてことがあっても不思議じゃないですね。

 

缶入りのスパイス類で有名なメーカーだと、
『カシア』と『セイロンシナモン』を
ミックスしているんですが、
やはり『カシア』については
安定供給されている場所のもののようです。

そして
『カシア』と『セイロンシナモン』の
割合が
不明というのも、
ちょっと注意が必要かもですね。

セイロンシナモン

この中で
一番1日の許容摂取量が多いのが、
この『セイロンシナモン』です。

その量
なんと約360g!!

 

常識的に考えると、
『セイロンシナモン』であれば
心ゆくまでシナモンパウダーを摂取出来そう。

というか
毎日360gのシナモンパウダーなんて、
実にクレイジーです。笑

 

ちなみに、
カレー粉で有名なメーカーの
『有機シナモンパウダー』は
この『セイロンシナモン』が原料ですので、
スーパーで買うならそいつが良さそうですよ♪

ですが、
無農薬・無施肥の『セイロンシナモン』の
パウダーでも
100gあたり1000円程度で売ってるので、
そちらのほうがお得かと思いますね。

アマゾンで
『シナモンパウダー オーガニック』とかで
検索すれば、
けっこうな数の商品がヒットしますので、
その中から選ぶのも良いのかな〜と。

 

ただし
『セイロンシナモン』の味と香りは
一般的な『シナモン』に比べて優しいので、
『物足りない』と感じる人も多いようです。

でも
美容と健康の為にシナモンを摂るなら、
副作用があることも分かっているので
より安全にいきたいものですよね。

ということで、
私的には『無農薬・無施肥のセイロンシナモン』を
強くおススメしますよ。

 

 

いかがでしたか?

シナモンに限らず、
美容効果が高いと言われる『大豆』であっても
摂取量が多すぎれば毒になります

早く効果が欲しいとしても、
しっかりと『適量』を押さえることが
必要ですよっていうことですね。

 

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